宮城県の名物料理といえば…ご存知「牛タン」特集4店!

牛タン

宮城県の名物料理といったら誰もが思い浮かべるもの、そう「牛タン」です!牛タン発祥の地、宮城県仙台市には旅行や出張で訪れる人がとても多いです。「産地で食べていきたいけれど、・・・でもお高いんでしょう?」そんなことはございません!リーズナブルでお食事できるところがございますよ。今回は宮城県名物の牛タンのお店を特集します。

仙台駅には「牛タン通り」と呼ばれるところがあるのをご存知ですか?旅行や出張から帰路へつく方が最後に牛タンを堪能できる、牛タン料理店が軒を連ねている通りが仙台駅にはあるのです!

牛タン

■宮城の名物料理!牛タン特集①:味の牛たん 喜助

昭和50年創業の老舗『喜助』は、牛タンを仙台名物として世に広めたお店です。厳選した牛タンだけを使用しています。厚みのある牛タンは歯ごたえがあって、噛めば噛むほど肉汁が流れ出てくるので、その美味しさで幸せになれます。澄んだ色のテールスープは味が染み出していて、あっさりしているのに後を引く美味しさです。箸でつつけばほろりと崩れる柔らかさは、目でも美味しくいただけちゃいます。喜助セットは麦飯と牛タン、テールスープとお新香です。喜助のお新香は仙台の牛タン店には珍しくきゅうりの漬物です、ちょっとした違いを探すのも楽しいですよ。(他店は白菜の漬物がメインです)

■宮城の名物料理!牛タン特集②:牛たん炭焼き 利久

肉厚な牛タンと豊富なメニューの『利休』は、東京駅地下にも店舗を構える超有名店!麦飯と牛タン、テールスープ、お新香のセットにはととろろがついてきます。とろろをかけたら麦飯を飲み込むように食べることができちゃいますね!ミディアムレアに炭焼きされた肉厚の牛タンは香ばしくて、硬すぎず歯ごたえがあって、「あぁっ美味しい!」と声に出てしまいそうになりますよ。ちゃんと噛み切れるようにたくさん切り込みが入っています、この一手間が硬くなりがちなタンを柔らかく焼き上げる工夫なのかもしれませんね。

■宮城の名物料理!牛タン特集③:伊達の牛たん本舗

改札から一番近いところに店を構えている『伊達の牛たん本舗』。最後に牛タンを!と駆け込むにはバッチリの場所です。お店イチオシの「極厚芯たん定食」は牛タンの中でも柔らかい部分を使用しているので、噛めば肉汁が溢れ出し柔らかい食感が楽しめます。麦飯、牛タン、テールスープ、お新香の定番セットで提供してくれます。

■宮城の名物料理!牛タン特集④:たんや 善次郎

脂がのっていて、有名他店に負けない美味しさの『善次郎』。牛タンは厚めにカットされています。セットは麦飯と牛タン、テールスープ、お新香。ここでもとろろがついてきます。麦飯がちょっと変わっていて、焙煎麦飯を提供してくれるお店です。しっかり焼かれているので、ミディアムレアが苦手な人には善次郎がオススメかもしれません。しっかり焼かれているのに柔らかいのが特徴です!

仙台で食べる牛タンはどれも同じなんて思ってはいけません!各お店がそれぞれ工夫を凝らしていてどれも違った美味しさを味わえるのです。お店で堪能したあとに時間がある方は、お土産売り場でお持ち帰り用の牛タンを購入して行ってみてください。ご自宅用にこれまた工夫を施された牛タンも絶品です。名物料理はやっぱり美味しかった!

「岩手と言ったらコレ!」岩手県の3大名物料理といえば…?

冷麺

今回は「岩手と言ったらコレ!」という岩手県の名物料理をお伝えいたします!旅行や出張に行ったら、その土地ならではの料理を食べてみたくはありませんか?岩手県には全国でも有名な名物料理から、知る人ぞ知る料理など様々ございます。グルメ好きなら一度は口にして欲しいものばかりです。

■岩手県3大名物料理①:わんこそば

岩手と言ったらやっぱりこれです、『わんこそば』!小分けにしたそばをお椀に入れてもらい、食べたらまた給仕さんが入れていく名物料理!もともとはお客様をそばでもてなす風習からきた料理です。ゆでたてを美味しく食べてもらう工夫として、小さなお椀を使うことでおかわりをしてもらうことから始まったようです。今では、テレビで見かけるような、食べたそばのお椀の数を競うような楽しみ方が主流になっています。

わんこそば

そばそのものが美味しいので、給仕さんの掛け声である「じゃんじゃん」通り、じゃんじゃん食べれてしまいます。薬味が盛りだくさんで、飽きずに食べることができるのもうれしいところです 。お店によってはお盆にそばのお椀がザラっと並んで運ばれてきて、セルフわんこそばのところもあります。焦らず味わって食べれるのもいいですよね。

■岩手県3大名物料理②:盛岡冷麺

その強いコシには右にでる麺はいないのではないかと思える『盛岡冷麺』!強いコシと半透明色が特徴的な麺は、小麦粉と片栗粉などのデンプンの結びつきによって生み出されています。冷麺の発祥は、海を挟んだ朝鮮半島です。本場の冷麺を参考に、盛岡での独自製法により日本流に生まれ変わったのです。もちろん、本場のさっぱりでありコクのあるスープの良いところは残しているので具材のキムチは相性抜群です!

冷麺

盛岡冷麺の面白いところは、お店によって乗っている具材が変わるところです。定番でキムチとゆで卵が乗っていますが、エビやチャーシューといったラーメンっぽい具材が乗っていたり、スイカやリンゴなどフルーツが乗っているお店も多くあります。ひんやり冷たい麺と辛さはやみつきになってしまいます。

■岩手県3大名物料理③:盛岡じゃじゃ麺

こちらも海を越えて中国から日本にやってきて、盛岡で育った麺料理『盛岡じゃじゃ麺』 !もとは中国の家庭料理ジャージャー麺を参考に、盛岡の屋台でアレンジされて人気に火が付いた名物料理です。

じゃじゃめん

麺はうどん状の平麺で食べごたえばっちりです。そんな麺の上に乗るのは、お店によってこだわっている肉味噌と、基本は細切りの長ネギとこれまた細切りのきゅうり。ピリ辛の肉味噌が汁なし麺に絡んでとっても美味しいです。肉味噌は濃すぎない味で、飽きがくることなく食べれちゃいます。また、じゃじゃ麺はひと皿で二度楽しめる優秀メニューなんです。残った肉味噌に、ラー油・にんにく・ショウガを加え、卵を入れて白湯を注げば「チータンタンスープ」の出来上がりです!余すところなく食べることができて大満足になれますよ。

いかがでしたでしょうか。岩手県3大名物料理は麺料理に絞ってお伝えいたしました。食欲をそそる麺料理が岩手でアナタを待っていますよ!岩手に行ったら、ぜひ食してみてください!

福島在住ライターが教える、福島の人気ラーメンTOP10!

ラーメン

東北六県の中で岩手に次いで二番目に面積の広い福島県。広大な土地には星の数ほど美味しいお店がございます。福島県では喜多方ラーメン・白河ラーメンといったご当地ラーメンをはじめ、多くのラーメン店があり、ラーメン通を唸らせています!そんな福島の人気ラーメンTOP10をご紹介します!

福島駅

■福島県人気ラーメン店①:伊達屋(福島)

福島市にある『伊達屋』の人気ラーメンは塩ラーメン!伊達鶏のダシのきいた透き通ったスープと沖縄天日塩、ホロリほどける柔らかいチャーシューにスープを吸ったほどよい歯ごたえの麺は、ラーメン通が文句なしに美味しいという一杯です。ご賞味あれ!ですよ。もちろん行列必至のお店です。

■福島県人気ラーメン店②:とら食堂(白河)

白河ラーメンの名店と名高い『とら食堂』は、開店前からお客が集まる人気店です!ワンタン麺も人気ですが、ここは一つオーソドックスにで手打ち中華そばはいかかですか?鶏と豚のダシが出ているスープはあっさりながらもコクがあり、力のあるスープです。手打ちの平麺は見た目よりもちっとしていて食べごたえがありますよ。

■福島県人気ラーメン店③:ラーメン二郎会津若松駅前店(会津若松)

ラーメンと胃袋の戦いの火蓋が落とされる!と言っても過言ではない『ラーメン二郎 会津若松駅前店』のラーメンは小ラーメンがすでに大盛り並みの量!麺の量はもちろんもやしはてんこ盛り、それに加えてお店の売り・大きな豚肉が乗っています。味は間違いなく美味しいです。

■福島県人気ラーメン店④:若武者(二本松)

全国のラーメンコンテストでも名を連ねる新進気鋭のラーメン店『若武者』が、今熱い!!豚肉チャーシューの煮干し中華そばと鶏肉チャーシューの塩鶏中華がお店のツートップメニューです。スープが絡む、ストレートの太麺はつるつるっと喉を通っていきます!コンテストで優勝するのも納得のお店です。

■福島県人気ラーメン店⑤:喜一(喜多方)

朝7時から開店する喜多方ラーメン店『喜一』。スープがなくなったらその日は暖簾を下げてしまうので、お昼前にはもう食べることができないことも!早起きした人が味わえるその一杯は貴重な味です。喜多方独自の平太縮れ麺はお店オススメのSioラーメンでいただいちゃってください!

■福島県人気ラーメン店⑥:火風鼎(白河)

白河で非とら系で有名な『火風鼎』。こちらも本格手打ちの白河ラーメンです。自家製の中太ちぢれ麺は独特の舌触りと食感で、中毒者続出!燻製の香り高いチャーシューは美味!チャーシュー麺が人気なのが理解できます。甘辛いコクのあるスープからはダシがじわっと感じられますよ!

■福島県人気ラーメン店⑦:かまや食堂(須賀川)

人が途切れることなく入ってくるのは人気の証拠。『かまや食堂』では中華そばとセットで煮玉子を注文する人が多いです。黄身までしっかり味がしみている煮玉子は、魚介系の濃い味スープによく合います!少し硬めの中細麺なのでしょっぱすぎることなく完食できちゃいます。近くに「かまや」ならぬ「かどや」という飲食店があるので、ラーメンを食べたい方はお間違えのないように!

■福島県人気ラーメン店⑧:春木屋郡山分店(郡山)

郡山市を代表するラーメン店『春木屋郡山分店』は店員さんの接客が良いと好評のお店です。薄めに切られたチャーシューはどんぶりの半分を隠してしまうほどの大きさ!その下に隠れた麺はつるつる喉越しのやや太縮れ麺です。まずは中華そばからいただいてみると、凝縮された魚介系スープの美味しさを楽しめますよ。

■福島県人気ラーメン店⑨:金丸本店(本宮)

鳥料理専門店ながらラーメンを食べることができる『金丸本店』。鶏塩ラーメンが絶品と人気の一杯です。鶏の旨みが出たスープは透き通っていて・・・美味しい!優しい味わいでさすがとしか言いようがありません。中細麺がスープに合います。もちろんチャーシューも鶏肉です。シャキシャキの水菜がトッピングで乗っているのが新鮮さを感じますよ。

■福島県人気ラーメン店⑩:中華そば風(いわき)

マイルドな中華そばを味わえるのは『中華そば風』。濃い目に見えますが、口に運べばコクがあり、あっさりしすぎないのに飽きのこないスープ。いわきでは珍しいストレート細麺のお店です。濃厚なラーメンがお好みなら鶏白湯の味噌味がオススメです。口に広がる濃厚な味を感じれば、細麺が相性抜群であることに納得できる一杯です!

福島県にはまだまだたくさんのラーメン店がございます。

ラーメン

「地元で人気の」「通が知ってる」「隠れ家的な」を福島県で探してみてください。お気に入りの一杯が見つかるはずです!

東北6県の名物料理を知ろう!今日からアナタも東北グルメマスター!!

東北

東北6県(青森・秋田・岩手・宮城・山形・福島)にどのようなイメージをお持ちですか?自然に囲まれた東北は、どの県も山の幸海の幸に恵まれたところです。一つ一つの県が面積が広く、同じ東北でも農作物に違いがあります。同じ県内でも地域が異なれば風習も違う、そんな東北の名物料理を知ってみませんか?

東北

■東北名物料理!①青森編

青森

『せんべい汁』
肉や魚、野菜や昆布などでとっただし汁の中に、南部せんべいを入れて、醤油味で煮込んだ料理です。せんべいの他の具材はごぼう・きのこ・ネギなどを入れます。八戸地方の郷土料理です。

 

『いかずし』
いかの内蔵を抜き取り茹で、その中にキャベツや人参の漬物を詰め込んだ料理です。昔はご飯を入れていましたが、現在は酢をきかせ中身を野菜にしたことで保存食のようになりました。下北半島の郷土料理です。

■東北名物料理!②秋田編

秋田

『きりたんぽ』

きりたんぽ
秋田名物と言ったら皆様ご存知、きりたんぽ。固めに炊いたご飯をついて潰し、杉の串にちくわ状につけて焼いたものです。きりたんぽを、鳥ガラスープの出汁で煮込んだ鍋や、甘味噌を塗って焼いて食べることが主流です。秋田県では給食に出ることがあるんだそうな!

『稲庭うどん』

稲庭うどん
日本三銘うどんの一つと言われる手延べ製法によるうどんです。(その他は讃岐うどん、きしめん)ひやむぎより太く、平べったい特徴のある乾麺です。滑らかな食感でつるつるっと食べることができます。

『いぶりがっこ』
大根を煙で燻って薫製にしてから漬け込んだ漬物です。雪国秋田では漬物として使う干し大根が凍ってしまうのを防ぐために、囲炉裏の上に吊るし燻ったことが始まりです。また「がっこ」は秋田弁で「漬物」のことを指します。

■東北名物料理!③岩手編

岩手

『わんこそば』

わんこそば
給仕さんの「じゃんじゃん」の掛け声とともに、手元のお椀におかわりのそばを入れられるそば料理です。元々はお客様へのもてなし料理として生まれました。

『南部せんべい』

南武せんべい
小麦粉を主原料として、水をまぜて練り上げ、鉄製の方で焼き上げた薄いけれど堅いせんべいです。縁に「みみ」と呼ばれる薄くカリッと堅い部分があるのが特徴的です。実は「八戸南部氏創始説」と「キリスト創始伝承」の二つの発祥の仮説があり、歴史的にも興味深いお菓子です。

『盛岡冷麺』

冷麺
朝鮮半島からやってきて、盛岡で独自に発展した麺料理です。小麦粉とデンプンで作られたその麺は強いコシと半透明色をしています。ゆで卵やキムチの定番具材の他に、リンゴやスイカなどの果物が載せられる独特の麺料理です。お土産用にも最適です!

■東北名物料理!④宮城編

『牛タン』

牛タン
宮城県仙台市と言ったらの有名名物料理、牛の舌「牛タン」です。お店独自の塩味やタレをつけて炭火で焼いたものが、仙台での牛タンの食し方の主流です。牛タン焼きの他にも、タンシチューや牛タン寿司などバリエーションは豊かです。

『笹かまぼこ』

ささかま
すり身を笹の葉の形にして焼いたかまぼこは、牛タンの次に名が上がる仙台名物です。表面はキレイなきつね色で柔らかく歯切れが良いのが特徴です。そのまま食べてよし、天ぷらにしてもよしなかまぼこです。

■東北名物料理!⑤山形編

山形

『芋煮』

芋煮
里芋・こんにゃく・ネギ・牛肉を主な具材として、醤油、砂糖、酒で味付けして煮詰めた料理です。山形でも家庭ごとに食材や味付けが微妙に異なります。山形の内陸は醤油ベースですが、庄内地方になると味噌ベースに変わります。

『納豆汁』
納豆をすり鉢でよくすり、こんにゃく・油揚げ・豆腐などを加えて煮た味噌仕立ての汁です。人日の節句に無業息災を願って食べる、七草粥のかわりに食べられていたそうです。

『どんがら汁』
庄内地方の郷土料理で、漁師たちが浜辺や船上で食べていたことから始まったとのことです。日本海の極寒に捕れる寒鱈のアラ(どんがら)を使って味噌仕立てで調理した鍋です。

■東北名物料理!⑥福島編

福島

『いか人参』
スルメと人参を細切りにして、醤油と酒などで味付けした福島県北部の郷土料理です。人参の歯ごたえとスルメの食感を楽しめます。正月になると食卓に並ぶことが多い料理です。

『ぼうぼう焼き』
福島県浜通り地方発祥の料理でポーポー焼きとも呼ばれます。新鮮な秋刀魚の身をたたき、ネギやショウガなどの薬味と、味噌を加えてハンバーグ状にして焼いた料理です。

ご紹介しきれなかった名物料理もございますが、これらの東北名物料理を知っていれば、東北の各県の人達と話をした時に親近感を持ってもらえることでしょう。中には地元の人でも知らない伝統料理もあるかもしれません。東北人よりも東北に詳しくなって、本場東北に名物料理を食べにきてはいかがでしょうか?

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さて、東北のグルメをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

頑張って東北

東北にはその豊かな自然の恵みから、美味しいものがたくさんあります。まだまだ復興に向けがんばっている東北。ぜひみなさん遊びに来てくださいね!